【詳細】
初版 大藪春彦 暴力租界 徳間書店刊 カバー 生頼範義 生賴範義

1996年5月31日初版 徳間書店発行

日本ハードボイルドを開拓した孤高の巨人、最後の長篇。堂々の1300枚。
南アフリカでの傭兵体験をもつ外国車ディーラー社長・影山。誘拐された恋人を救うため、殺戮の世界へと再び戻ってきたが…。急逝した著者、最後の長篇。鏡明、森村誠一、船戸与一の解説付き。

大藪春彦 大薮春彦(おおやぶ・はるひこ)
1935年京城生まれ。’58年、大学在学中に『野獣死すべし』でデビュー。江戸川乱歩に高く評価された。独特の乾いた文体で一躍人気作家に。日本のハードボイルド史に残る数多くの作品を書き上げている。代表作に「伊達邦彦」シリーズのほか、『蘇える金狼』『汚れた英雄』などがある。’96年没。

【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷、ヨレは御座いますが、概ね良好です。