北欧の巨匠"ハンス・ブリング"がデザインした「Optimist（オプティミスト）」
オプティミストは「楽天主義者（楽観主義者）」を意味する言葉で、同時期に発表された
「ペシミスト（悲観主義者）」と対となっています。

この「オプティミスト（楽天主義者）」と「ペシミスト（悲観主義者）」は、ハンス・ブリングが対象的な性格を持った、
2人の同僚からインスピレーションを受けてデザインしたといわれています。
二つは同じようなパーツの組み合わせで構成されているものの、笑みを浮かべて楽しそうな表情をしている「オプティミスト」と、
うつむき気味で口をすぼめ、どこか悲しそうな表情の「ペシミスト」では受ける印象が異なります。

水が半分入ったコップを見て「半分も入っている」と楽天的に捉えるか、
「半分しか入っていない」と悲観的に捉えるか。

ハンス・ブリングはオプティミストとペシミストで、このようなちょっとした違いで、
大きく印象が変わるということを表現しています。

腕部分にはワイヤーが入っており、腕を曲げて保持することも可能で、
さらに頭を外すことで、腕を頭の後ろに持っていくこともできます。

腕部分を動かしたり、顔を傾けてみたり、ポーズを変えることで、
様々な表情を私たちに見せてくれるでしょう。